デンマーク研修旅行レポート
アーラ ブコ クリームチーズコンテスト2018
受賞者 デンマーク研修旅行レポート
2019年5月、アーラ フーズはアーラ ブコ クリームチーズコンテスト2018において最優秀賞に輝いた、
飯岡奈々さん(ショーケース部門)、森下希貴さん(デセール部門)、横山聡昭さん(マスプロ部門)のお三方を、
デンマーク研修旅行にご招待しました。
寒暖差の激しい気候を体験しながら、北欧の文化を満喫した4泊6日のツアーをレポートします。
5月19日
成田からコペンハーゲンへ
スカンジナビア航空(SAS)でお昼前に成田空港を離陸。約12時間のフライトの後、順調にコペンハーゲンに到着しました。
ホテルにチェックインして少し休憩をした後は、レストランHöstで夕食です。北欧デザインの清潔感のある空間で北欧料理とデンマークビールを堪能しました。
使用されている食材をはじめ、盛り付け方や食器のデザインなど、初めて体験する北欧の料理に全員興味深々でした。
23時を過ぎてもまだ夕方くらいの明るさに時差ボケが重なり、変な感覚に陥ったところで初日は終了しました。
5月20日
コペンハーゲン
この時期のコペンハーゲンは夜の時間がとても短いのに驚きながら、宿泊先のホテルで朝7時に全員で朝食を。
日本のホテルの朝食ブッフェでは定番の、葉物野菜のサラダが無いのに戸惑いましたが、さすがはデンマーク!種類豊富なチーズ、ハムやソーセージが絶品でした。
朝食が美味しくて食べ過ぎを感じながらも、今日はフードツアーに参加します。アーラフーズのアネマリさんとフードツアーガイドのミノさんの案内でトーヴェヘーラネ市場へ。
約60ものショップが並ぶ市場では、まず最初にアーラ フーズのプレミアムチーズ スタンド「UNIKA」へ。ここでしか取り扱っていないプレミアムチーズを堪能した後は、市場内でデンマークの伝統的な焼き菓子、グミ、チョコレートなど次々と試食が続きました。 その後植物園を散策して園内の養蜂場を見学。
飯岡さんは蜂には近づく事ができませんでしたが、森下さんは飛び回る蜂たちにも大興奮でした。
少しお腹が落ち着いたところで、デンマークの伝統料理スモーブロー、オーガニックビール、ホットドックなどを頂き再び市場へ。皆さんプロの職人なので、調理器具を取り扱うお店で入念に品定めをし、価格交渉までしてお気に入りの器具を購入していました。
30℃近い気温のなか、このツアーでの歩行距離は13.6kmと、とても良い運動になりました。コペンハーゲンの街を歩いていると所々でアーラ フーズの緑色のケースを発見。自転車のカゴにもなっていたのは驚きでした。
この日の夕食はアーラ フーズのアネッテさんも合流して、レストランTapasの外のテラス席でピンチョスを頂きました
5月21日
コペンハーゲン
今日はコペンハーゲンの市内観光です。
昨日までの晴天から一転して肌寒い気温。今にも雨が降り出しそうな天気の中、コペンハーゲン観光の定番、ボートツアーからスタートしました。
ボートが出発してまもなくは、頭上すれすれの橋の下をボートで通過するので、皆さん頭をかがめながら苦笑いです。オーフスから来た水上飛行機や王室専用船などとすれ違ったり、コペンハーゲンの絵のように綺麗な風景を眺めながら、素敵な時間を過ごしました。 ボートを降りる頃には少し雨が降ってきたので、全員でアーラ フーズのグリーンの傘をさして次の目的地クリスチャンボー城へ。城内を見学後昼食は、城内の高層階にあるレストランでランチです。保安検査を受けてから専用エレベータで到着。アーラ フーズのUNIKAのプレミアムチーズとデンマークの定番スモーブローを頂きました。
午後はコペンハーゲンで149年の歴史がある「La Glace」でケーキを購入し、アーラ フーズのアネッテさんのご自宅へ。デンマークスタイルのリビングで、ゆったりとケーキを味わいました。
プチヒュッゲを堪能して皆さんリラックスできたかな?
夕方は自由行動。コペンハーゲンのメインストリート(通称銀座!?)で皆さん思い思いにお買い物を楽しみました。
夕食はコペンハーゲンの名所チボリ公園内にある、仔牛のカツレツ、サーモングリルや小エビ料理で有名なレストラン「Grøften」でのひと時です。横山さんはデンマークの生ビールがいちばん美味しかったようです。
5月22日
コペンハーゲンからオーフス経由ホルステブロへ
今日はクリームチーズ製造工場がある、ユトランド半島西岸の町ホルステブロへ移動します。
コペンハーゲンから陸路オッデンへ移動。オッデンでは港の近くにあるオレンジ色の珍しい教会を見学しました。オッデンからフェリーでオーフスまで約1時間の船旅の予定でしたが、まさかの濃霧のために出発が遅れるハプニング!いつ出発するか分からない状況でも他の乗客たちは船内でのんびり待っていて・・・。日本ではあり得ない状況にびっくりしながらも、私たちもそれではと、のんびり船内のビュッフェで昼食を楽しみました。
結局約2時間遅れで、ようやく出発。オーフス到着後、再び陸路でホルステブロを目指します。
ホルステブロ近郊にあるアーラ フーズの契約酪農場に立ち寄り、牛舎、搾乳場を見学し、約200頭もの大きな乳牛たちに圧倒されました。想像していた酪農場と違い、とてもきれいで、しかも厳格なルールで管理されており、高品質なミルクを生産するために日々努力している酪農場の皆さんの姿が印象的でした。
その後、お土産を探しに大型スーパーマーケット「Bilka」でショッピング。乳製品売り場はアーラ フーズ製品で埋め尽くされていて、日本ではお目にかかれない製品もたくさん販売されていました。
ホルステブロは小さい町ですが、とても静かで、まるで映画のセットのように綺麗なところです。
最後の夕食は、デンマーク研修旅行 in ホルステブロで定番のレストラン「Klippen」でコース料理を。酪農場で牛たちを見学した後ですが、メイン料理には牛肉料理を皆で感謝しながら美味しく頂きました。
5月23日
ホルステブロから帰国の途へ
ついに最終日です。 アーラ フーズの製品が並ぶホテルのビュッフェで朝食を頂き、7時30分にホテルを出発し、アーラ フーズのクリームチーズ工場へ。
約5万平方メートルの広大な敷地には、バター工場とクリームチーズ工場が併設されています。 クリームチーズはパイプラインの中で製造するクローズド・システムです。製造中のクリームチーズは実際に見ることはできませんが、クリームチーズの香りを感じる事は出来ました。そしてタイミング良くできたての熱々クリームチーズを試食する事ができました。
他にもトマト味やカレー味など、色々なフレーバーのクリームチーズも試食。今回は、お土産にバターやクリームチーズを頂くことができました。
思い出にアーラ フーズの看板の前で記念撮影をしてオーフスにあるティルストルプ空港へ。最後の食事はティルストルプ空港で恒例のホットドッグを。しかし横山さんはデンマークビール!
ティルストルプ空港からコペンハーゲン経由で成田空港へ。4泊6日のツアーも無事に終了です。飯岡さん、森下さん、横山さん、お疲れ様でした。また次回のコンテストも応募お待ちしています!ありがとうございました。
参加者の感想
ショーケース部門 飯岡 奈々さん
今回はデンマーク研修旅行に参加させて頂きありがとうございました。 今大会に参加する際に少しデンマークの文化や歴史について調べていたので、実際に行ったらどんな場所なのだろうと、とても楽しみにしていました。立ち寄った街々にはレンガ造りの歴史ある建物が多くあるなか、新しいデザイン性のある建築物も多く、歩いていてとても楽しかったです。フードツアーでは初めて味わう食べ物や日本とは少し違う食べ方の食材も多く、デンマークの食文化もたっぷりと堪能できました。 アーラ フーズの酪農家さんや工場にも伺いましたが、それぞれ責任と誇りを持って仕事をしているということが伝わってきました。クリームチーズ工場ではリスベスさんが楽しそうに自分の製品について話す姿がとても印象に残っています。 現地で同行して下さったアネマリさん、アネッテさんをはじめ、行く先々で出会った人たちは皆とても優しく最後までずっと楽しく過ごす事ができました。 参加できて本当に良かったです。本当にありがとうございました。
デセール部門 森下 希貴さん
デンマーク研修に参加させて頂きありがとうございました。 牧場の方、チーズ工場の方からは、日々新しい事にチャレンジし、より良い物を提供しようとしている情熱が伝わってきました。みなさんの向上心や沢山の発見に出会ったことで、思いのこもった材料を使わせて頂いているのだから、美味しい物を作る事ができるようにもっと頑張ろうと思いました。 食文化、販売スタイルや接客など日本との違いは沢山あり、とても新鮮でした。ケーキは甘くなく、思っていたより重くなく、種類が多くてショーウィンドウ越しに見ているだけで楽しかったです。デザインは日本とは違い、また素材の味を感じられる物も多く、楽しく頂きました。 とても貴重な体験をする機会を設けて頂いて本当にありがとうございました。 お世話になった同行して下さった方々との交流は、とても楽しく刺激的で良い思い出となりました。ありがとうございま
マスプロ部門 横山 聡昭さん
今回はデンマーク研修旅行に参加させて頂きありがとうございました。 デンマークの食文化や歴史に触れる事ができ、非常に興味があったのでとても良い経験をさせて頂きました。実際に牧場を訪問させて頂き、厳しい基準で厳選される生乳や働く方々のお話なども聞くことができて勉強になりました。 ホルステブロ工場では、日本市場で取り扱いのない味のアーラ ブコ クリームチーズを試食する事ができました。意外な素材との組み合わせに驚き、アーラ ブコ クリームチーズの可能性を改めて感じました。 できたてのアーラ ブコ クリームチーズも試食させて頂いたのですが、普段使っているアーラ ブコ クリームチーズよりも若い味がして、改めて熟成という過程の奥深さを感じる事ができました。今後の商品開発に繋がる貴重な経験をさせて頂きました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。